【クボタトラクターの買取相場完全ガイド】シリーズ別の価格一覧と高く売るための秘訣
【クボタトラクターの買取相場完全ガイド】シリーズ別の価格一覧と高く売るための秘訣
2026年07月14日

この記事で分かること
- クボタのトラクターが買取市場で評価が高い理由
- クボタトラクターの買取相場はいくら?クボタトラクターの買取相場一覧
- トラクターの年式の古さを心配している方へ
- クボタトラクターを高く売るための6つのコツ
長年、田畑を共にしてきたクボタのトラクター。買い替えや農業からの引退、規模縮小など、さまざまな事情でいつかは手放す日がやってきます。そのとき、「一体いくらで売れるのだろう?」と気になる方は多いでしょう。
実は、クボタのトラクターは中古農機具市場において国内外を問わず非常に人気が高く、適切な方法で売ることができれば、思っていた以上の高値がつくケースも珍しくありません。
本記事では、クボタトラクター買取相場の全体像からシリーズ別の価格の目安、査定額を最大化するコツ、売却に必要な知識をすべて解説します。「うちのトラクターはいくらで売れるの?」という疑問をお持ちの農家さんはぜひご一読ください。
クボタってどんなメーカー?買取市場での評価が高い理由
クボタのトラクターが高く売れる背景には、メーカーとしての圧倒的な地位があります。まず基本的なブランド力を確認しておきましょう。
国内シェアNo.1、世界でも通用するブランド
クボタは農機具の国内シェアで4割以上を占めており、まさに「農機具界のトヨタ」とも呼ばれる存在です。国内だけでなく、北米・欧州・南アジアなどの海外市場でも高く評価されており、中古トラクターとして輸出される際にも高い値がつきます。
こうした国内外の旺盛な需要が、買取価格を底上げする最大の要因です。他メーカーのトラクターと同じ年式・状態でも、クボタというだけで査定額が高くなることがあるほどです。
優れたディーゼルエンジンと耐久性
クボタは農機具だけでなく、エンジン単体でも世界的に高く評価されているメーカーです。燃費効率に優れたディーゼルエンジンは、過酷な農作業の現場でも長期間にわたって安定した性能を発揮します。
この高い耐久性こそが、「20年以上前の古いクボタのトラクターでも買取できる」という話につながっています。古くても壊れにくく、部品も比較的長く供給されるため、中古市場での需要が途絶えにくいのです。
部品の供給体制と修理のしやすさ
クボタは日本全国に販売・サービス拠点を持ち、純正部品の供給体制が充実しています。買取業者や中古トラクターのユーザーにとって「修理できる・部品が手に入る」という安心感は非常に重要です。修理のしやすさが中古市場での人気を支えており、それが買取価格にも好影響を与えています。
クボタトラクターの買取相場はいくら?全体感を把握しよう
買取価格は、機種・年式・状態によって大きく幅があります。まずは「どのくらいの価格帯になるのか」という全体感を掴んでおきましょう。
買取価格の幅
クボタトラクターの買取相場は、数万円〜300万円以上と非常に幅広いです。
| 状態・年式の目安 | 買取相場の目安 |
|---|---|
| 旧型・高稼働時間・動かないもの | 数万円〜5万円程度 |
| 低年式・部品供給が止まったもの (20〜30年前:~30馬力) | 10万円〜50万円程度 |
| 比較的新しい・状態良好 (10~20年前:40馬力~) | 100万円〜250万円以上 |
| 最新型・低稼働時間・付属品完備 (現行機:50馬力~) | 300万円前後またはそれ以上 |
新車価格の目安として、小型モデルで200万円台〜、30PSクラスで400万円超、50PSクラスになると850万円台~が標準的です。中古買取価格は一般的に新車価格の30〜50%前後が目安とされていますが、状態や需要によってはそれ以上になることもあります。
買取価格を左右する主な要因
買取査定では、以下の要素が複合的に評価されます。
| 評価項目 | 高評価の条件 | 低評価の条件 |
|---|---|---|
| 年式 | 新しいほど高い | 古いほど下がりやすい(例外あり) |
| アワーメーター(稼働時間)馬力) | 500時間以下は高評価 | 1,000時間超で評価が下がりやすい |
| 外観・錆の状態 | 錆・傷が少ない | 錆が多い・塗装剥がれがある |
| エンジンの状態 | 問題なく始動・走行できる | 不動・白煙/黒煙・異音あり |
| メンテナンス歴 | 定期整備の記録あり | 整備の記録なし |
| 付属品 | ロータリー・メーカーオプション品・取扱説明書が揃っている | 本体のみ |
| 保管状態 | 車庫・屋内保管 | 屋外・野ざらし保管 |
【シリーズ別】クボタトラクターの買取相場一覧

クボタトラクターは長年にわたってさまざまなシリーズが展開されてきました。以下に、代表的なシリーズの特徴と買取相場の目安を紹介します。
※相場は市場の変動・機体の状態・時期などにより大きく異なります。正確な査定金額は専門業者にご依頼ください。
クボタ(Kubota)Lシリーズ(1960年代〜)
「クボタといえばL」と言われるほど歴史が深く、小型から中型まで幅広いラインナップを持つ代表的なシリーズです。特にL1シリーズは海外輸出でも絶大な人気を誇り、動かない状態でも高値がつくことがあります。農家からも根強い信頼を受けており、中古市場では常に一定の需要があります。
| モデル例 | 馬力目安 | 買取相場の目安 |
|---|---|---|
| L1シリーズ(旧型) | 18〜45PS | 5万〜30万円 |
| L2シリーズ | 22〜45PS | 10万〜50万円 |
クボタ(Kubota)Bシリーズ(1970年代〜)
趣味農園や家庭菜園など狭い圃場・小規模農業に向いたコンパクトトラクターです。低重心設計による安定性が特徴で、取り回しのよさから根強いファンがいます。GBシリーズへ移行した後も中古市場での需要は高く、状態がよければ30万円前後の買取が期待できます。
| モデル例 | 馬力目安 | 買取相場の目安 |
|---|---|---|
| B1シリーズ | 14〜17PS | 3万〜5万円 |
| GBシリーズ | 15〜25PS | 10万〜20万円 |
クボタ(Kubota)Mシリーズ(1980年代〜)
大規模農業を支える大型・高出力のトラクターシリーズです。水田・畑作を問わず幅広い作業に対応でき、本格的な農業法人や大農家に多く使われています。LシリーズやGLシリーズと比べると中古市場での流通量が少ないため、需要と供給のバランスによって価格が動きやすい傾向があります。
| モデル例 | 馬力目安 | 買取相場の目安 |
|---|---|---|
| M1シリーズ(旧型) | 46〜115PS | 10万〜40万円 |
| MRシリーズ(近年型) | 65〜135PS | 60万〜250万円 |
クボタ(Kubota)GLシリーズ(グランデル)(1990年代〜2000年代)
環境性能と燃費効率を高めた時代の要請に応えたシリーズで、排出ガスの低減を実現しています。GL21〜GL220〜GL221とマイナーチェンジを重ねながら長く製造・販売されたため、中古市場での流通量が特に多いシリーズです。買取業者の中にはGLシリーズを「買取強化品目」に指定しているところもあります。
| モデル例 | 馬力目安 | 買取相場の目安 |
|---|---|---|
| GL19〜GL33 | 19〜33PS | 10万〜20万円 |
| GL400〜GL530 | 40〜53PS | 15万〜50万円 |
クボタ(Kubota)KLシリーズ(2000年代〜)
GLシリーズの後継として登場し、クボタの世界的地位をさらに確立させた人気シリーズです。クイックヒッチ・オートアップ・モンローといった便利機能が標準化された世代であり、今でも中古市場での需要が非常に高く、予想を超える高値がつくことで評判です。
| モデル例 | 馬力目安 | 買取相場の目安 |
|---|---|---|
| KL21〜KL43 | 21〜43PS | 30万〜75万円 |
| KL300〜KL460 | 30〜46PS | 50万〜100万円 |
クボタ(Kubota)SLシリーズ・NTシリーズ(近年型)
最新の環境規制に対応しつつ、作業効率や乗り心地を向上させた近年モデルです。年式が新しいこともあり、状態次第では100万円以上の高値がつくケースも多くあります。
※本記事の買取相場はあくまでも参考情報です。実際の査定額は機体の状態・市場動向・査定業者によって異なります。最新の相場については、専門業者への査定依頼をおすすめします。
古いクボタのトラクターでも売れる?年式の古さを心配している方へ

「もう20年以上前の機械だから、値段なんてつかないだろう…」と思っていませんか?それは大きな誤解かもしれません。
クボタのトラクターは年式が古くても買取できるケースが数多くあります。理由は主に以下の通りです。
年式が古くても買取できる理由
- 海外需要の高さ:東南アジアや南アジア・アフリカ諸国では、古い機械でも十分に現役として使えると評価されており、輸出ルートに乗れば高値がつきます。特にLシリーズの旧型は、動かない状態でも海外から引き合いがあるほどです。
- 部品取り需要:エンジンやミッションなどの主要部品は、同系統モデルのオーナーにとって貴重な補修部品になります。本体が動かなくても、部品として価値があれば買取対象になり得ます。
- 稼働時間が少なければ評価は高い:年式が古くても、倉庫に大切に保管されており稼働時間が少ないトラクターは、状態が良好と評価されることが多いです。
「古いから売れない」と決めつけず、まず査定に出してみることをおすすめします。廃棄処分を考えていた方が、思わぬ金額で売れたというケースは珍しくありません。
また、壊れているトラクターでも、買取可能な場合もあります。


こんなふうに壊れていたり、動かないトラクターでも買取してもらえますか?

「エンジンがかからない」「走行に問題がある」というトラクターでも、諦める必要はありません。
多くの農機具買取業者は、不動品や故障品でも買取対応しています。エンジンやミッションなどに価値があれば、ジャンク品・部品取り品として査定が可能です。廃棄・処分費用を支払うつもりだったのが、逆に買取額を受け取れるケースもあります。
ただし、著しく損傷している場合や、腐食・錆が激しい場合は買取が難しいこともありますので、まずはお近くの買取業者に相談してみましょう。
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トラクターを高く売るための6つの秘訣
少しの準備と工夫で、買取価格は大きく変わることがあります。査定を依頼する前に、以下の6つの秘訣を、買取専門の農キングがご紹介します。
1. 査定前に洗車・清掃をする
泥やホコリが積もった状態では、錆の状態や傷の有無が正確に判断できず、査定額が低く見積もられてしまう可能性があります。査定前に簡単に洗車して、きれいな状態で査定してもらいましょう。錆を隠すつもりで塗装することはNGですが、汚れを落とすことは評価に好影響を与えます。
2. 動作確認ができる環境を整える
査定の際にエンジンが始動可能で各部の動作確認が可能な状態にしておくと、査定員が正確な評価をしやすくなり、高値が出やすくなります。周辺を整理整頓して、その場で動作確認できるよう準備しておきましょう。農作業前にウォームアップをする感覚で、事前にエンジンをかけてみることをお勧めします。
3. アタッチメント・付属品を一緒に売る
ロータリー・ハロー・畦塗機などの作業機は、本体と一緒に売ることで個別に売るよりも高値になる場合があります。取扱説明書・整備記録・純正部品・純正オプション品なども一緒にまとめて査定に出すと好印象です。書類類は特に整備記録があると「管理が行き届いていた証拠」として評価アップにつながります。
4. 複数業者に相見積もりを取る
買取価格は業者によって大きく差が出ることがあります。1社だけの査定で決めず、2〜3社に見積もりを依頼して比較しましょう。競合他社の金額を提示することで、さらに価格交渉できる余地が生まれることもあります。農機具専門業者と一般リサイクル業者では、クボタのような農業専門機械の評価に大きな差が出ることがあるため、専門業者への依頼ををおすすめします。
5. 売り時を見極める
農機具の需要は季節によって変動することがあります。春の農繁期前(1〜3月)は買い替えや中古需要が高まりやすい時期であり、農機具全般の相場が上がりやすい傾向があります。また、田植えや稲刈りなど特定作業の直前期(3月・8月頃)も関連農機具の需要が高まる時期です。急ぎではない場合は、需要が高くなる直前を狙って売却するのも一つの戦略です。
6. 海外販路を持つ業者を選ぶ
クボタのトラクターは海外でも人気が高く、輸出ルートを持つ業者に依頼することで国内相場よりも高い査定額が期待できることがあります。特に旧型のL1シリーズやL2シリーズは、海外の農業新興国からの需要が高い傾向があります。業者のウェブサイトで「海外輸出対応」「海外販路あり」などの記載を確認してみましょう。
売却前チェック!査定士が見るポイントを先取りする
査定を依頼する前に、以下の項目を自分でチェックしておくと安心です。
ポイント
- アワーメーター:稼働時間の数値を確認し、メモしておく
- エンジン始動:問題なく始動するか(不具合があれば内容を把握)
- 外観確認:錆・傷・凹みの箇所を把握しておく
- 型式・年式の確認:車体プレート・ステッカーで確認
- 書類の準備:取扱説明書・整備記録が手元にあるか
- 付属品の整理:ロータリー等の作業機の有無を確認
- 保管状況の把握:屋内・屋外どちらで保管してきたかを伝えられるよう準備
- 洗車・清掃:泥・ホコリを落とし、見栄えをよくしておく
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弊社独自の【農機具の売却】事前準備チェックリストはこちらからダウンロードできます
トラクター売却時によくある質問
-
型式や年式がわからない場合はどうすればいいですか?
-
トラクターのフレームやエンジンルームにある車体プレート、またはボンネット側面に貼られたステッカーに販売型式や区分が記載されています。取扱説明書にも記載されている場合もあります。わからない場合は、査定員に写真を送って確認してもらうこともできます。
-
ディーラーやJAに下取りに出すのと、買取業者に売るのはどちらが高いですか?
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一概には言えませんが、古い機械や再販価値のある機械は、買取専門業者の方が高くなることがあります。特に中古の販路を全国に持つ当社のような業者は、販売エリアが決まっているディーラーさんの下取りより高く評価できるケースがあります。比較見積もりを取るのが確実です。
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書類(取扱説明書・整備記録)がなくても売れますか?
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付属品が無い場合でも買取は可能です。ただし、書類がある場合と比べると査定額が若干下がる可能性があります。手元にある書類はできる限り一緒に提出することをおすすめします。その辺りも踏まえ、まずは当社にご相談ください。
-
農繁期で忙しいのですが、都合に合わせてもらえますか?
-
お問い合わせをいただいた後に、お客様の都合の良い日程をヒアリングしてからお伺いいたします。当社とお客様の予定が合えば即日対応も可能です。お伺いする地域や他の方からの査定ご依頼状況にもよりますが、早ければ当日〜数日以内で訪問できる場合があります。繁忙期や遠方エリアでは少しお時間をいただくこともあります。
【まとめ】クボタのトラクターは「売れる農機具」の筆頭格
クボタのトラクターは、国内外の中古農機具市場において非常に高い需要を誇る、まさに「売れる農機具」の筆頭格です。年式が古くても、状態が悪くても、まず査定に出してみることが大切です。廃棄を考えていた機械が、思わぬ高値で売れることも珍しくありません。
- シリーズによって相場は大きく異なる(L・B・M・GL・KL・SL・MRなど)
- アワーメーター・状態・付属品が査定額を大きく左右する
- 古い機械でも海外需要・部品需要により買取できるケースがある
- 複数業者への相見積もりが最も確実に高値を引き出す方法
- 農機具専門業者・海外販路を持つ業者への依頼で評価額が上がりやすい
売却を検討しているなら、まずは複数の農機具専門業者に無料査定を依頼してみましょう。適切な準備と業者選びで、大切なトラクターをできる限り高く売ることができます。
ご相談は
「農機具買取専門農キング」へ
「農機具買取専門農キング」では豊富な知識とネットワークを活かし、買取可能な農機具の最大限の価値を引き出します。お悩みの方はお気軽にご相談ください。
「こんな古いのは売れないだろう」「壊れて動かないから」と諦めてしまうような農機具でも、農キングは積極的に査定します。
農機具資産の有効活用のためにも、一度査定を受けてみることで新たな選択肢が見つかるかもしれません。思わぬ高額査定につながる可能性もあるため、どんな状態の農機具でも諦めず、まずはお気軽にご相談ください。





